Australia


第3章 再びシドニーへ戻る
−The Diary 1988 in Australia−

14日目 July 19
 この街シドニーに戻り、自然とまたCB PRIVATE HOTELに泊まってしまった。なぜかここは居心地がいい。
 近くにはちょうどいい具合にACTION SUZUKIというバイクショップがあった。さっそくここでオートバイを買う。スズキDR250Sというオフロードバイクである。日本製だが日本では売られていない機種だ。見たことのないカラーリングだし、オーストラリア仕様なのだろう。エンジンは250ccの4サイクル単気筒。大量の荷を積めるようにシートの後ろに大きなキャリアを取り付けてもらった。
 その日のうちに登録も済みナンバーも取得できたので、市内を軽く走らせてみる。オートバイから見るシドニーは今までと違っていた。快調だ。オートバイはいい。これならいけると確信した。
(C.B.Private Hotel,Sydney)
 自由な足があるというのは素晴らしいことです。自分が初めてオートバイを持った頃を思い出しました。
15日目 July 20
 オートバイの旅に切り換えるため、ウエア、工具、スペアパーツなどの装備類を一から揃えなければならなかった。資金も少なくなっていく。旅も短くなるかもしれない。しかしオートバイなら数倍多くを見てまわれることだろう。
 今後これほどの旅をすることは出来ないだろう。この機会を逃したら一生後悔するかもしれない。今は自分を信じ思ったとおりやってみるつもりだ。最初から予定などないのだから。
 自転車は船便で日本へ送り返すため、貿易会社に預けた。
(C.B.Private Hotel,Sydney)

16日目 July 21
 準備は着々と進んでいる。来週あたまには出発できるだろう。
(C.B.Private Hotel,Sydney)

17日目 July 22(C.B.Private Hotel,Sydney)

18日目 July 23(C.B.Private Hotel,Sydney)

19日目 July 24(C.B.Private Hotel,Sydney)

 特に変化のないシドニーでの生活。
20日目 July 25
 1週間もかかってしまったがようやく準備が整った。
 もういつでもオートバイで出発できる状態だが、明日は李さんの家に泊めてもらうことにした。前回自転車での出発時には断ってしまったが、もうそういうことはしないつもりだ。
 時間はまだある。出発はそのあとで十分だ。
(C.B.Private Hotel,Sydney)

21日目 July 26
 数日前にACTION SUZUKIで出会った野村氏とともに李さん宅に泊めてもらった。小高い丘の上に建つ家からはシドニーの町を一望できる。そして芝生の庭。3人の話しは結局その晩の明け方まで続いた。
 日本から来た野村氏もまたオーストラリアを走るために乗るオートバイを探しているのだった。
(Lee's House,ryde)

22日目 July 27
 起きたのはすでに昼近くだった。李さんが買った組み立て式の本棚をなぜか3人で組み立てながら、午後になった。
 今夜はCB PRIVATE HOTELににもう一泊することにした。明日には出発できるだろう。
(C.B.Private Hotel,Sydney)

 少しは心に余裕が出来てきたのかもしれません。


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